数年前から「断捨離」という言葉を耳にするようになりました。最近では「ミニマリスト」なんて言葉も耳にします。みにまりすと…?
ミニマリストとは
ミニマリストとは、必要最低限のものしか持たない生活を営む人のことをいいます。
ミニマリストとして有名なのは、Appleの創設者の1人であるスティーブ・ジョブズです。彼は黒のタートルネックにジーンズ、ナイキのスニーカーといったとてもシンプルな姿でプレゼンを行っていたのが印象に残っているかと思います。
人が1日に決断を下す回数
ある研究によると人間は1日に9000回もの決断をしていると言われています。スティーブ・ジョブズは「朝何を着ていこう」といったことに決断力を使うことを嫌いました。たくさんの決断をしていると「決断疲れ」をしてしまい、大切な決断をする際に100%の力を使うことができません。
無駄なものをそぎ落とし、本当に必要なものだけ持ち、本当に必要なところに力や時間を使うことを実践しているのがミニマリストです。
なぜそれをもっているのか?
「あれを買わなきゃ、あれも食べなきゃ、もっと稼がなきゃ……」
それらの望みは、本当に実現したいものだろうか?
「人からよく思われたい」
「恥ずかしい思いをしたくない」
そんな「見栄」によるものではないだろうか?
(出典)ミニマリストしぶ『手ぶらで生きる。』24頁
「見栄」で所有しているものが自分にあまりに多く、この言葉にドキリとさせられました。
【我が家の見栄のモノ】
☆ 本棚の読み終わった本
〜オレって読書家なんだぜ!〜
☆ サブスクの普及で何年も使ってないCD
〜オレってこんな音楽聴いてるぜ!〜
☆ ほとんど使わない8種類の腕時計
〜こんなに時計もってんだぜ!〜
お恥ずかしい…。自分を客観的に見てみると本好きだとみんなに思われたいなどという「見栄」があるのから捨てられないんだと悲しくなりました(^_^;)
捨てよう!そこから全てが始まる
「捨てるぞ!」
そう意気込んで家中を探すと捨てるべきものがすぐに見つかりました。
【我が家の断捨離成果】
- 夏のワイシャツが7着…。こんなに要らない…そもそもスーツで仕事する日なんで月に2、3回じゃないか!! →夏のワイシャツを4着処分
- スニーカーが3足。その内2足は、気が向いた時に履こう、高かったから置いておこうと残して置いたもの。しかし、気が向くことも高いからといって持っていてもいいことなし…。 →スニーカーを2足処分
- テレビとテレビ台。寝る前にベッドで寝転がってゆっくりテレビを観ようと夢みて一人暮らしで使っていたものを寝室に設置。ベッドに入った瞬間すぐ寝るので、テレビを寝室で寝た回数0回…。 →テレビ、テレビ台、ケーブル諸々をリサイクルショップへ
↑「捨てるぞ!」という気持ちで1日過ごしたため、買取明細もすぐ丸めてゴミ箱に突っ込んでしまい、後から焦って回収。
- 本棚にならんだ本。とりあえず「読まない」+「お気に入りでない」本はもっておくメリットないな…。 →本を15冊BOOKOFFへ
ものを捨ててみて感想
☆不思議なもので、これまで必要だと思っていたものも捨てても全く不便はせず、逆に家にスペースができてとても快適。テレビを捨てたことも奥さんは翌日になるまで気付いていませんでした笑
☆そもそも物を買うときに自分は何も考えずに買っていたなと反省させられました。買えばものが増えるという当たり前のことも考えてかうという教訓を得ました。
断捨離!本当に必要か考えて買う
新生活だ!と思えばとりあえず冷蔵庫、掃除機、ベッド、洗濯機、テレビ…を買い揃えます。
掃除機は必要なのか?
クイックルワイパーで十分ではないか?
などと考えることもせずとりあえず買う。そこに「考える」という過程はありませんでした。
家にあるものは本当に必要か、本当に所有する価値のあるものかを「考える」ことが大切だと気付かされました。
この本からは、ものを捨てるヒントだけでなく、大切な示唆を得たように思います。
ご覧いただきありがとうございました(^^)よければ読者登録おねがいします!
|
↑こんなに何もない家での幸せな生活。
憧れます…