トビウオ

本の紹介や日々思うことを云々

新語ことわざ大賞2020「新ことわざ」始めました!

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世の中には日々新しい言葉が生まれています。「マジ」「タピる」「ヤバイ」などなど、毎年新語・流行語大賞があるほど、たくさんの新語が生まれ、人々に使われています。

しかし!新語はあんなに生まれているのに「新ことわざ」は生まれてこない。昔からある「ことわざ」のみことわざ界に鎮座し、長年その席を譲ろうとはしません。新しいことわざ「新ことわざ」があってもいいのではないか。「ことわざ」界に一石を投じます。

候補①リサイクルショップ査定の感あり

【意味】

すぐには感情が追いつかないが、あとからジワジワ感情が爆発するさま。

【由来】

リサイクルショップの査定額を見て、一瞬安いなと思うが建前上「全然大丈夫です」と感情なく答えるも、帰りの車で査定明細を見て「やっぱ安いよなぁ〜」とブルーな気分になった令和時代の市民の体験から。

【用例】

上司「部下くん!例の書類今日中に頼むよ!」

部下「分かりました!」

上司「頼もしいね、部下くん」

部下「ありがとうございます!上司さんの為になれば本望です!」

〜10分後〜

部下「とは言ったものの、よく考えれば他の仕事もあるのになんでいきなり今日中なんだよ!」

友人「ハッハッハ!後から感情が追いついてきちゃってるね。まさに『リサイクルショップ査定の感あり』だな!」

候補②社長へお酌 そこに社長なし

【意味】

タイミングを逸してみすみすチャンスを逃すこと。

【由来】

社長にいつビールを注ぎに行こうかタイミングをうかがっていたら、いつの間にか社長は既に退席していたという、虚しい令和時代のサラリーマンの体験から。

【用例】

A女「カケル先輩に想いを伝えなきゃ」

B男「カケルなら友達だから飲みの席でもひとつ設けようか?」

A女「いや、まだ今じゃないと思うの。もう少し待って!」

〜1ヶ月後〜

A女「B男くん!カケル先輩との会、セッティングよろしく!今なら私、イケそうな気がする!」

B男「A女ちゃん、知らないの?B男は青年海外協力隊パプアニューギニアに行っちゃったよ。」

A女「えっ……」

B男「機会をうかがいすぎだよ。『社長へお酌 そこに社長なし』だね…」

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れいわ版「枕詞」!この言葉にはこれしか続かないんじゃないかシリーズ

昔学校の古文の授業で習った「枕詞」。この言葉が出てきたら後には必ずこの言葉がくるという例のヤツです。例えば

ちはやぶる」ときたら「

天の原」ときたら「ふりさけ見る

が続きます。

ペアで使われる言葉というものがあるのです。これは古文に限ったことでしょうか。いや、現代にも枕詞はあるはずじゃないでしょうか。まあ、まず次の3つの例を見てください!

まことしやかに+???

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まことしやかに

①  本当のことでないのに、いかにも本当らしいさま

②  真実をよそおうさま

この「まことしやかに」に続く言葉。

まことしやかに」と言ってみてください。すると口が勝手に次の言葉を発してしまいそうになりますよね。

そう「ささやかれる」。というか「ささやかれる」以外に続く言葉なんてあるのでしょうか?

もうまことしやかに界」における、世界シェア95%は「ささやかれる」でしょう。

まごうことなき+???

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「まごうことなき」

①  他のものと取り違えることがない

②  疑いようがない、明らかな

「まごうことなき」に続く言葉。

これも「まごうことなき」と言ってみましょう。するとこの2文字が今にも口に出そうになります。なるに違いありません!絶対になります!

そう「クズ」ですね。「まごうことなきクズ」んん〜。いい響きです。「こたつ」には「みかん」、「まごうことなき」には「クズ」です。

豊満な+???

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「豊満」

①  豊かで十分にあること。

②  肉づきの良いこと。

豊かだという意味のこの言葉。なら「豊満な食糧」「豊満なお金」など言われそうですが、当方一度もそんな使い方をしたことがありません。聞いたこともない。なら正解は何なのか。

そうです!皆さまもうお気付き、正解は「ボディ」です。「豊満なボディ」が正解です。これは満場一致でしょう!

まとめ

令和版「枕詞」。いかがでしたでしょうか。今回は紹介しきれなかった例。

「こじゃれた」→「カフェ」

「飽くなき」→「探究心」

なども現代版「枕詞」です。皆さんも是非探してみてください。

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冬の小説オススメ選!こたつにみかん、雪にクリスマス、本でほっこり温まろう!

寒い外を眺めながら、こたつに入りながら、温かいお茶を飲みながら、冬も読書を楽しみませんか。

そんな冬にピッタリの小説を厳選して紹介します。まずはどれか一冊読んでみてください!

西加奈子『うつくしい人』

                    

『うつくしい人』の詳細はこちら

寒さが身にしみるようになってきた初冬。仕事を辞めたのを機に、思い切って瀬戸内海の離島へのひとり旅を決意した32歳の百合。出会う人との温かい関わりが、少しずつ百合を変えていく。百合の心情の変化を感じつつ、島の人やホテルの人との旅のわくわくを楽しみながら読み進められる一冊です。

 

重松清きよしこ

                    

『きよしこ』の詳細はこちら

きよしこの夜」の「きよし、 この夜」の歌詞を「きよしこ、 の夜」と勘違いした主人公きよし。吃音で自分の殻に閉じこもりながらも、心の中でのたくさんの感情を交差させていくクリスマス。うまく喋れなくとも強い心と自信をもっていく少年の物語。

 

豊島ミホエバーグリーン』

                    

『エバーグリーン』の詳細はこちら

「10年後にお互いの夢を叶えて会おう」中学校の卒業式で約束した漫画家になる夢をもつアヤコと、ミュージシャンを目指すシン。それぞれの夢に向かって歩む中、ふと相手のことを想ってしまう2人。冬の約束の日、2人は約束の場所に足を運ぶのか!?

 

不定期でおすすめの本を紹介しています

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【私の働き方改革】デスクは機能性が重要❗️すぐ仕事ができる機能的なデスクで作業効率アップ!

私の働き方改革シリーズ第6弾

今回はデスクの機能アップを目指しましょう!少しでも早く仕事を終わらせて自分時間を確保!

筆箱はもたない

仕事をする場所を移る度に、書類と筆箱を持って移動していましたが、移動するときの荷物が多くて嫌になりました。なんとかしたいと思いついたのが「筆箱っていらないんじゃないか」ということでした。場所ごとに文具セットを置けば筆箱をもつ必要がなくなります。私は主に仕事をする職場の二ヶ所と自宅の3ヶ所に文具セットを常設し、筆箱を廃止しました。移動するときに文具の心配もなく移動がラクラクでおすすめです。

クリアシートで必要情報をすぐ確認

「あの資料どこだっけ?」といつも時間をかけてはいませんか?よく使う資料でしたら、デスクのクリアシートを使いましょう。

必要な情報をすぐ確認できて、とても便利です。またデスクが綺麗に見えて一石二鳥!

とりあえず処分BOX

デスクに4段のレターケースを使っています。

5段と浅3段+深1段選べます

私は浅3段+深1段を使っていて、上の3段は資料を分類して入れていますが、一番下の段は「とりあえず処分BOX」にしています。捨てていいかなと思った資料は「とりあえず処分BOX」に入れてしまいます。とりあえず処分BOXがいっぱいになったらまとめてシュレッダーにかけます。

メリット

①  一回一回捨てに行く手間を省ける

②  捨てるか迷ったら入れられるので物が貯まらない。一杯になったら捨てるルールなら捨て下手も捨てやすい

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【決定版】明るい気持ちになれる小説 BESTを厳選!! おすすめ本ランキングで毎日をほっこり元気に

                                                             2020.2.1更新

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明るい本で気分を前向きに

気分が重い…なんとかしたい!

楽しく明るい気持ちでいたい!

こんな思いに駆られるときはないでしょうか。そんなとき、元気が出て明るくなれる本やクスッと笑える物語を読むと自然と気持ちも明るく前向きになれます。

本記事は明るく心温まる気持ちになれる

おすすめの7冊を紹介します。

ぜひ手にとってみて下さい。

 

 

1.  虹の岬の喫茶店

     

千葉県金谷の喫茶店がモデルとなった全6話の心温まる短編小説集。店主悦子さんの温かい人柄に惹かれた6人の物語の一つ一つが、美しい岬の景色と混ざり合います。読み終えた後は、大切な人と岬をドライブしたくなるような、そんな気持ちで満たされます。

2.  四畳半神話体系

     

大学入学後のサークル選びを分岐点に、違う4つの学生生活が描かれた物語。違うサークルでそれぞれの大学生活を謳歌するも、最後は出会ってしまう悪友には出会い、成就する恋は成就する。京都を舞台にしたあべこべな世界を森見登美彦が面白おかしく言葉巧みに案内します。

3.  戸村飯店青春100連発

     

関西の中華料理屋の兄弟2人のおもしろ青春物語。主役が次男かと思いきや、途中で長男に変わったり、また次男になったりと章ごとに変わっていきます。登場人物が全員温かく、物語がほのぼのとしていて、それだけに最後は少し泣けてしまいます。家族のいろいろな思いも感じることができ、家族への感謝の気持ちも湧いてくる心温まる一冊です。

4.  てんやわんや

     

戦後すぐ、仕事の関係で四国に住むことになった主人公である犬丸順吉の文字通り「てんやわんや」な物語。犬丸の予想に反し、居候先に厚遇され、また饅頭食いや鰻取りの名人などの友人もでき、豊かな自然の中で夢のようでドタバタな時間を過ごす。獅子文六の美しくコミカルな文章で一気に物語の世界に引き込まれます。

5.  センセイの鞄

     

お互い手酌で肩を並べてビールを飲む先生と主人公の月子さん。約束をするでもなく居酒屋で毎日会い、お互い干渉せず尊重しあって各々の世界を生きる2人。そんな2人が丁寧に、そして少しずつ距離を近づけていく。この2人がつくる独特で自由な世界観に何度も憧れてしまいます。

6.エバーグリーン

     

「10年後にお互いの夢を叶えて会おう」中学校の卒業式で約束した漫画家になる夢をもつアヤコと、ミュージシャンを目指すシン。それぞれの夢に向かって歩む中でも相手のことを気にしてしまう2人。読後のとにかく温かい気持ちがくせになります。2人は約束の日に約束の場所に足を運ぶのか!?

7.西の魔女が死んだ

     

不登校中学生の「まい」。ある日から自然たっぷりのおばあちゃんの家に住むことに。このおばあちゃんが何を隠そう「西の魔女」!!西の魔女の優しさに触れながら、まいは次第に生きる喜びを感じるようになってくるのです。西の魔女が死んだその時、悲しみよりも明日に向けて頑張ろうと思わせてくれる物語。

最後に

この7冊はどれもおすすめで、読んだ後に本当に明るく温かい気持ちになれた明るい話ばかりです。気分が落ち込んだときは、この本の登場人物たちが心の中にいて、何度も励ましてくれます。癒されて元気をもらうこと間違いなしです!どれか一冊でも手にとっていただけたら嬉しいです。

よければこちらもどうぞ

 

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【名言・格言】文豪・小説家からのメッセージ選 仕事に生活に明日に効く言葉まとめ

名文から生活を考え、明るい前向きな気持ちで生きよう

小説を読んでいると思わず目が留まってしまう

「心に響く一文」

こういう一文に出会うことってありませんか?

私も一冊に1つくらいは、心に響く一文、お気に入りの一文に出会います。

今回はこれまでメモしてきた小説家たちの名言を紹介していきます!文豪たちからの言葉を味わっていきましょう。

☆本の画像から詳細を確認できます

江國香織

『号泣する準備はできていた』

                         

デパート好きの美代子が、家族の為に買った荷物を店員から受け取る場面での一文。

デパートで、自分以外の誰かのための買物をするくらい幸福なことはない。

江國香織「こまつま」『号泣する準備はできていた』新潮社、106頁。

自由とは、それ以上失うもののない孤独な状態のことだ。

江國香織「手」『号泣する準備はできていた』新潮社、178頁。

小川洋子

博士の愛した数式

                         

博士が直線の定義には端がなく、無限に伸びてゆかなければならないから、現実の紙に本物の直線を描くことは不可能であると説明したのに続けて博士が言った一言。

「物質にも自然現象にも感情にも左右されない、永遠の真実は、目には見えないのだ。数学はその姿を解明し、表現することができる。なにものもそれを邪魔できない」

小川洋子博士の愛した数式』新潮社、179-180頁。

薬指の標本

                        

標本にしたものをいつか返すのかと私が訪ねたときの標本技術士の弟子丸の言葉

もちろん依頼者たちは、好きな時に自分の標本と対面することができます。でも、ほとんどの人がもう二度とここへは現れません。きのこの彼女もそうです。封じ込めること、分離すること、完結させることが、ここの標本の意義だからです。

小川洋子薬指の標本』新潮社、23頁。

 

安部公房

砂の女

                        

砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められた男が、そこからの逃亡に失敗し、1週間何もかもを我慢した末に孤独というものを見出したときの一文。

「孤独とは、幻を求めて満されない、渇きのことなのである。」

安部公房砂の女』新潮社、236頁。

砂の女」冒頭の一文。砂の村からの逃亡を予感させる始まり方です。

罰がなければ、逃げるたのしみもない。

安部公房砂の女

箱男

                        

箱男」という物語の主人公は段ボールを頭からすっぽりと被って生活している男(=箱男)です。「見ること」「見られること」について考えさせられる文学作品です。

見ることには愛があるが、見られることには憎悪がある。見られる傷みに耐えようとして、人は歯をむくのだ。しかし誰もが人間になるわけにはいかない。見られた者が見返せば、今度は見ていた者が、見られる側にまわってしまうのだ。

安部公房箱男』新潮社、36頁。

芥川龍之介

「桃太郎」

                        

この作品は、有名な桃太郎の話を平穏な日々を過ごしている鬼に人間が「退治」といって非情にも殺しにかかってくるという鬼目線も交えながらの皮肉交じりの滑稽な物語です。そんな鬼から見た人間に対して鬼の親が鬼の子に向けて。

人間というものは角の生えない、生白い顔や手足をした、何ともいわれず気味の悪いものだよ。おまけにまた人間の女と来た日には、その生白い顔や手足へ一面に鉛の粉をなすっているのだよ。それだけならばまだ好いのだがね。男でも女でも同じように、譃はいうし、欲は深いし、焼餅は焼くし、己惚は強いし、仲間同志殺し合うし、火はつけるし、泥棒はするし、手のつけようのない毛だものなのだよ……

芥川龍之介「桃太郎」

夏目漱石

『こころ』

                        

田舎者の親類には別に悪い人間がいないと言ったのに対して先生が苦々しく言った一言。

「(----)しかし悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているんですか。そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にあるはずがありませんよ。平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという間際に、急に悪人に変るんだから恐ろしいのです。だから油断ができないんです。」

夏目漱石『こころ』新潮社、87-88頁。

三四郎

                        

三四郎と広田先生の会話で、広田先生の年代の人が偽善家が多いのはなぜかと三四郎が尋ねて

「君、人から親切にされて愉快ですか」

「ええ、まあ愉快です」

「きっと? ぼくはそうでない、たいへん親切にされて不愉快な事がある」

「どんな場合ですか」

「形式だけは親切にかなっている。しかし親切自身が目的でない場合」

人間はね、自分が困らない程度内で、なるべく人に親切がしてみたいものだ。

夏目漱石三四郎

確かに同じ歳の人でもしっかりしているのって…

二十前後の同じ年の男女を二人並べてみろ。女のほうが万事上手だあね。男は馬鹿にされるばかりだ。女だって、自分の軽蔑する男の所へ嫁へ行く気は出ないやね。もっとも自分が世界でいちばん偉いと思ってる女は例外だ。
夏目漱石三四郎

「断片」

現代の社会には「先生」不在であることを綴った文

現代ノ青年ニ理想ナシ。過去ニ理想ナク、現在ニ理想ナシ。家庭ニアツテハ父母ヲ理想トスル能ハズ。学校ニ在ッテハ教師ヲ理想トスル能ハズ。社会ニアッテハ紳士ヲ理想トスル能ハズ。事実上彼等ハ理想ナキナリ。父母ヲ軽蔑シ、教師ヲ軽蔑シ先輩ヲ軽蔑シ、紳士ヲ軽蔑ス。此等ヲ軽蔑シ得ルハ立派ナコトナリ。但シ軽蔑シ得ル者ニハ自己ニ自己ノ理想ナカルベカラズ。自己ニ何等ノ理想ナクシテ是等ヲ軽蔑スルハ、堕落ナリ。

「断片」、明治三十九年

詳しくはこちらで紹介しています↓

三島由紀夫

金閣寺

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金閣寺 (新潮文庫)

吃音をもった少年(のちに金閣寺を放火する)の内面について述べた一節。

何か拭いがたい負け目を持った少年が、自分はひそかに選ばれた者だ、と考えるのは、当然ではないか。この世のどこかに、まだ私自身の知らない使命が私を待っているような気がしていた。
三島由紀夫金閣寺』新潮社、8頁。


金閣寺が空襲によって焼かれる可能性があることを知ったときの少年の心理

金閣はあるいは私たちより先に滅びるかもしれないのだ。すると金閣は私たちと同じ生を生きているように思われた。
三島由紀夫金閣寺』新潮社、57-58頁。

俺たちが突如として残虐になるのは、たとえばこんなうららかな春の午後、よく刈り込まれた芝生の上に、木洩れ陽の戯れているのをぼんやり眺めているときのような、そういう瞬間だと思わないかね。
三島由紀夫金閣寺』新潮社、135頁。

芥川龍之介

「河童」

                        

トックという河童が語る芸術論。

トックの信ずるところによれば、芸術は何ものの支配をも受けない、芸術のための芸術である、従って芸術家たるものは何よりも先に善悪を絶した超人でなければならぬというのです。
芥川龍之介「河童」

角田光代

『さがしもの』

                        

おばあちゃんの幽霊に死ぬのは怖かったかと尋ねたときのおばあちゃんの返答。

死ぬのなんかこわくない。死ぬことを想像するのがこわいんだ。いつだってそうさ、できごとより、考えのほうが何倍もこわいんだ。
角田光代『さがしもの』新潮社、183頁。

吉野源三郎

君たちはどう生きるか

                        

おじさんから中学生のコペル君へのメッセージ。

だから、こういう事についてまず肝心なことは、いつでも自分が本当に感じたことや、真実心を動かされたことから出発して、その意味を考えてゆくことだと思う。君が何かしみじみと感じたり、心の底から思ったりしたことを、少しもゴマ化してはいけない。そうして、どういう場合に、どういう事について、どんな感じを受けたか、それをよく考えて見るのだ。そうすると、ある時、ある所で、君がある感動を受けたという、繰りかえすことのない、ただ一度の経験の中に、その時だけにとどまらない意味のあることがわかって来る。それが、本当の君の思想というものだ。
吉野源三郎君たちはどう生きるか岩波文庫、53-54頁。


太宰治

『グッド・バイ』

                        

太宰治もこんなこと思ってたのですね…

女は、たいてい、これくらい食うの普通だわよ。もうたくさん、なんて断っているお嬢さんや何か、あれは、ただ、色気があるから体裁をとりつくろっているだけなのよ。
太宰治『グッド・バイ』

 

村上龍

コインロッカー・ベイビーズ

                        

「自分の欲しいものが何かわかってない奴は石になればいいんだ、あのあけびの女王は偉いよ、だって欲しいものが何かわかってない奴は、欲しいものを手に入れることできないだろう?石と同じだ、あのバカな娘はずっと石のままだったらよかったんだ」

村上龍コインロッカー・ベイビーズ講談社、417頁。

もう忘れることはない、僕は母親から受けた心臓の鼓動の信号を忘れない、死ぬな、死んではいけない、信号はそう教える、生きろ、そう叫びながら心臓はビートを刻んでいる。筋肉や血管や声帯がそのビートを忘れることはないのだ。

村上龍コインロッカー・ベイビーズ講談社、562頁。

益田ミリ

『前進する日もしない日も』

                        

優しい言葉って、人に言われるだけでなく、自分が発することによっても、温かい気持ちになるんだなぁ。

益田ミリ『前進する日もしない日も』幻冬社、11頁。

梨木香歩

西の魔女が死んだ

                        

自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。

梨木香歩西の魔女が死んだ』新潮社。

まとめ

本を読んでいてふと目が留まってしまう一文、いかがでしたでしょうか。文豪の一つ一つの言葉にはハッとさせられますね。ぜひみなさんのお気に入りの一文も教えてください!

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本記事掲載リンク一覧

【私の働き方改革】前向きに仕事をこなす技 楽しく仕事をしよう!

【私の働き方改革】シリーズ第5弾

〜明るく前向きな心で作業効率アップ編〜

前回はデスクを整えて作業効率アップでした。

しかし整えるべきは机の上だけではいけません。最も整えるべきところ、それは私たちの「心」です。モヤモヤした気持ちのままでは仕事になりません。心の中も整理して仕事に集中して取り組み、作業効率をアップさせましょう。

心の中を乱す「勘違い」

前向きな気持ちで仕事に向かいたいですよね。しかし、それを妨げるものがあります。それは「忙しい」「大変だ」といった感情です。こういった感情があるとき、心の中はモヤモヤで満たされます。そういったときは往々にして仕事の効率も明らかに下がり、ミスも増え、同僚への当たりもキツくなってしまっているものです。

「勘違い」の予防法

では、どうすれば「忙しい」「大変だ」という気持ちを減らせるでしょうか。それは「忙しい」「大変だ」という「勘違い」をしないということです。もちろん本当に忙しくて大変なときもありますが、自分がそう勘違いしていることが多いです。その勘違いをなくすために次の2つを実践してみてください。

やることを全て書き出す

やることがたくさんあって大変!というときは、その「やること」を全て紙に書き出してみましょう。やることがあるときは、それを頭の中だけで覚えようとすると、頭の中がゴチャゴチャになり、パニックになってしまいます。そして「大変だ」「忙しい」という感情になってしまうのです。紙に書き出してみると、なんだやることってたった4つだったのか、なんてことは茶飯事です。

困難は分割せよ

大きな仕事をこなさないといけない場合。その大きな壁を前に「大変だ」となるのは当然かもしれません。この大きな壁にどう立ち向かうのか。デカルトの有名な言葉に「困難は分割せよ」というものがあります。どんな大きな仕事でも小さいステップの積み重ねです。仕事を分割してみると、「あっ、これならできる!」と気付くはずです。そのスモールステップを積み重ねていけば、心の平生も保てます。

デスク心の関係

前回デスクを整えることについて書きました。

整ったデスクを仕事をする中で気付いたことがあります。それは、デスクと心とは相関関係があるということです。つまり

デスクが乱れていると心も乱れていて

デスクが整っていると心も整っている

ということです。デスクを片付けることで、仕事の効率を上げることは、仕事のやる気を高めることにもつながるのです。心が乱れているときは、一度身の回りを整頓してみてはいかがでしょうか。

『科学的に元気になる方法集めました』

↑参考にしています。

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