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【終戦の日】平和と戦争を考えるうえで意識しておきたい5つの視点

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 8月は戦争についての特番や映画がテレビでよく放送されています。放送を観て、戦争や平和について考えられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
8月 6日 広島 原子爆弾が落とされる
8月 9日 長崎 原子爆弾が落とされる
8月15日 ポツダム宣言を受け入れ 終戦

 これからの平和な世界を考える上で大切にしたい5つの視点をまとめたいと思います。

視点① 戦争を激化させたのはだれか

 戦争を決断し、攻撃の命令をしたのは軍部であり、政府です。ですが、政府、軍部ばかりが戦争を押し切ったのでしょうか。戦争を支持したもう1人は当時の世論でした。国民の多くが泥沼化した日中戦争をドイツと手を組んで打破しようと言い始めたのです*1
 国民一人一人の絶対に戦争をしないという世論をつくっていくことが平和な世界をつくっていく上でとても大切なのだということを自覚しておくべきでしょう。

視点②    平和が大事、だから戦わない?

 大平洋戦争末期、日本は特攻などの非人道的な戦略を実行してきました。自分ならそんなことはしない。と思いそうですが本当にそうでしょうか。戦局は日本の圧倒不利な状況で、戦争はダメだからと本当に戦わずにいるでしょうか。自分が戦わなければ家族はどうなるのでしょうか。ここが戦争の怖いところの1つだと思います。今の戦争は第二次世界大戦のような戦い方にはならないことは承知ですが、自分が戦わなければ家族はどうなるのかということを考えたとき、「平和」のために「戦う」という選択肢しかないのではないでしょうか。
 戦争が始まってから平和を訴えてももう遅い。平和の大切さを説くのは戦争が始まる前、つまり今なのだと思います。

視点③ 日本は戦争の被害者なのか?

 大平洋戦争では多くの方が犠牲になりました。東京大空襲約10万人、広島約14万人、長崎約7万人、大平洋戦争全体では約350万人の方が犠牲になりました。数字で言えば簡単ですが、この一人一人に大切な家族がいたことを想像するといたたまれません。
 一方で日本は他国にどれだけのことをしたのでしょうか。ちなみに中国の犠牲者は1000万~2000万人です*2真珠湾攻撃南京事件など日本が行ったことも視野に入れて戦争を考えたいです。

視点④ 日本は世界で唯一の核兵器被爆国である

 世界から核兵器廃絶を訴えるとき、日本は先頭を切る責務があると思います。核兵器の恐ろしさをどの国よりも知っているからです。
 核兵器がどのようなものかを学び、それを我々は一番発信していくべきです。

 

視点⑤    他県とは争わないのに他国とは争う現代

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 国と国とが争いをする。日本で県と県は仲良くするのに、国と国とになると何故だか争う。なぜでしょうか。
 日本も戦国時代は県?と県?が争っていました。が、今はそんなことありません。これはやはり仲間意識ではないでしょうか。本来地球には国境何でいうものはありません。住んでいる国が違うだけで、○○人は~という差別や偏見が未だに我々の心の中にはないでしょうか。私たちは同じ地球に住む人間として、人間らしくありたいものです。

 

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*1:河合敦『日本史は逆から学べ』光文社、2017年、41頁。

*2:小和田哲夫『日本史見るだけノート』宝島社、2016年初版、200頁。