【考察】🍀四葉のクローバーは永遠にレアであり続ける
四葉のクローバーは三葉に勝てるのか!?突然変異の視点から考察
四葉のクローバーはこれからもクローバー界のマウントをとることができず、レアな存在としてあり続ける!?今回は四葉のクローバーから生物の進化と淘汰について考えてみます。
春風に揺れるクローバー
春になり若葉が顔をのぞかせるようになってきました。近所を歩くとクローバーの葉も見かけます。童心に帰って、四葉のクローバーを見つけよう!でも四葉のクローバーってなかなかないんですよね。見つけることができずに帰路につきました。
四葉のクローバーって!?
別名:クローバー🍀
花期:春から秋
そして普通三葉であるクローバーに四葉ができるのは「突然変異」によるものです。DNAの不具合で、たまたま少し違った形のものができたりするんですね。突然変異によって偶然できた形が四葉のクローバーなのです。
突然変異による動物の変化
オオシモフリエダシャクという白いガの一種がいます。この白いガの話が面白い。
イギリスには木に白い苔が多く生えていました。白いオオシモフリエダシャクはその白いコケに溶け込み、外敵から身を守っていたのです。突然変異で黒い個体が発生することもあったのでくが、すぐ敵に見つかってしまい、個体の数を増やすことはありませんでした。
しかし、近代の工業化で排煙が発生し白い苔が剥がれてしまったのです。木はこれまでのように白くなく、黒い色に身をまとうようになりました。するとどうなるか?
白い個体が敵から見つけられやすくなり、突然変異で生じた黒い個体が敵から身を守れるようになってきたのです。その結果、それまで白い個体が多かったのオオシモフリエダシャクですが、黒い個体が多くなったのです。
突然変異である四葉のクローバーは覇権を握れるのか!?
では四葉のクローバーはどうでしょうか。四葉のクローバーに対して我々は「幸運」「ラッキー」などの印象をもっており、子どもに見つかればすぐちぎられてしまう運命です…。四葉のクローバーは環境的に見て、三葉よりも優位にありません。だって見つかればちぎられてしまうのですから!!
目に見えるものだけで終わらせない
今回は四葉のクローバーから生物の進化や多様性、淘汰について見てみました。目の前の景色が持っている知識と繋がるのは、とても嬉しいし楽しいことです。これからも、目に見えることをそのまま見るだけでなく、少し考えながら世の中を見回したいです。
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