「現代風ことわざ」ここに誕生
世の中には日々新しい言葉が生まれています。「マジ卍」「タピる」「ヤバイ」などなど、毎年新語・流行語大賞があるほど、たくさんの新語が生まれ、人々に使われています。
しかし!新語はあんなに生まれているのに「新ことわざ」は生まれてこない。
昔からある「ことわざ」のみことわざ界に鎮座し、長年その席を譲ろうとはしません。
新しいことわざ「新ことわざ」があってもいいのではないか。
今日は
「ことわざ」界の明治維新がおこります。
候補①リサイクルショップ査定の感あり
【意味】
すぐには感情が追いつかないが、あとからジワジワ感情が爆発するさま。
【由来】
リサイクルショップの査定額を見て、一瞬安いなと思うが建前上「全然大丈夫です」と感情なく答えるも、帰りの車で査定明細を見て「やっぱ安いよなぁ〜」とブルーな気分になった令和時代の市民の体験から。
【用例】
上司「部下くん!例の書類今日中に頼むよ!」
部下「分かりました!」
上司「頼もしいね、部下くん」
部下「ありがとうございます!上司さんの為になれば本望です!」
〜10分後〜
部下「とは言ったものの、よく考えれば他の仕事もあるのになんでいきなり今日中なんだよ!」
友人「ハッハッハ!後から感情が追いついてきちゃってるね。まさに『リサイクルショップ査定の感あり』だな!」
候補②社長へお酌 そこに社長なし
【意味】
タイミングを逸してみすみすチャンスを逃すこと。
【由来】
社長にいつビールを注ぎに行こうかタイミングをうかがっていたら、いつの間にか社長は既に退席していたという、虚しい令和時代のサラリーマンの体験から。
【用例】
A女「カケル先輩に想いを伝えなきゃ」
B男「カケルなら友達だから飲みの席でもひとつ設けようか?」
A女「いや、まだ今じゃないと思うの。もう少し待って!」
〜1ヶ月後〜
A女「B男くん!カケル先輩との会、セッティングよろしく!今なら私、イケそうな気がする!」
B男「A女ちゃん、知らないの?B男は青年海外協力隊でパプアニューギニアに行っちゃったよ。」
A女「えっ……」
B男「機会をうかがいすぎだよ。『社長へお酌 そこに社長なし』だね…」
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