トビウオ読書日和

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人間関係をクリアにするたった2つの考え方「わたしメッセージ」と「受容する聞き方」

 職場の上司や部下、友人、家族との人間関係を良くしたい

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 社会において「人間関係」を考えずに生きていくことはできません。『きらわれる勇気』で有名なアドラーも「すべての悩みは人間関係によるものである」と言っています。
 そんなあなたも少なからず人間関係に悩んだことがあるのではないでしょうか。考えれば考えるほど嫌になって、また問題を悪くする負のスパイラルに陥っていませんか?そうならないためにも「人間関係」について正しく考えていきましょう。
 今回の道しるべは「ゴードン博士」です。3日間に分けてお届けしています。


1日目:人間関係を悪くするものとは?
2日目:目の前の問題は2つに分けて考えるべし
3日目:問題をクリアにするたった2つの考え方(←今回)

人間関係をよくする方法

人間関係を悪くせず、相手と関わるには次の2パターンに分けて対処するだけです。それは「自分が問題をもっている場合」と「相手が問題をもっている場合」です。この分け方は前回の記事をチェック!

もう人間関係で悩まない!目の前の問題は2つに分けて考えるべし - トビウオ

自分が問題をもっている場合

自分が問題をもっていると分かれば、対処は一つです。それは「わたしメッセージ」で伝えるということ。つまり、伝えたいことに「わたし」の気持ちをのせるのです。

×   勉強しなさい!

◯ 勉強していないとあなたの将来が不安だな。

 

×   なんでやらないの?

◯ 〜してくれたら嬉しいし助かるな。

このように相手を非難する「あなたメッセージ」から自分の気持ちを伝える「わたしメッセージ」にしてみましょう。少し甘いかなと思われるかもしれませんが、肝心なのは相手がいけなかったなと思うかどうか。頭ごなしに正論をかざすより、気持ちを伝えた方が相手の心も動くものです。

 

相手が問題をもっている場合

相手が問題をもっていると分かれば、対処はこれ。それは、「聞く」ことで相手を理解する支援することです。

そして、そのときに大切なポイントは「受容」しながら聞くということです。相手を「ただす」という聞き方ではなく、話し手が表現した思考や感情を理解したことを伝える「受容」の聞き方こそが大切なのです。

相手からしても、話を聞いてほしいのにどこか説教されているというのでは気持ちも晴れません。聞き手の役割として本書では以下のようにまとめられています。

聞き手の役割
1.相手に注意を向け
2.障害になる言い方を避け
3.救助者にならない
4.相手の言っていること・感じていることを自分がいかに理解したかを推測によって得たメッセージとして、相手にフィードバックする4点紹介されています。そんなにたくさん考えながら聞くのは無理!という方も大丈夫です。ゴードン博士は「聞く技術よりも相手を理解しようとする気持ちが大切」と言っています。とにかく相手を理解しようという気持ちをもって話を聞いてみましょう。

 

今回のまとめ

「人間関係をクリアにするたった2つの考え方「わたしメッセージ」と「受容する聞き方」」をお届けしました。今日から実践して人間関係をクリアにしていきましょう!

今日も読んでいただきありがとうございます