職場の上司や部下、友人、家族との人間関係を良くしたい
社会において「人間関係」を考えずに生きていくことはできません。『きらわれる勇気』で有名なアドラーも「すべての悩みは人間関係によるものである」と言っています。
そんなあなたも少なからず人間関係に悩んだことがあるのではないでしょうか。考えれば考えるほど嫌になって、また問題を悪くする負のスパイラルに陥っていませんか?そうならないためにも「人間関係」について正しく考えていきましょう。
今回の道しるべは「ゴードン博士」です。3日間に分けてお届けしています。お楽しみに♪
1日目:人間関係を悪くするものとは?
2日目:目の前の問題は2つに分けて考えるべし(←今回)
3日目:問題をクリアにするたった2つの考え方
目の前の問題はだれの問題か?
第一に何か問題が生じた場合、まずはその問題が誰の問題なのかを正確に評価することが大事です。これを抜きに考えると1つの問題が人間関係の問題へと拡大してしまいかねません。次の例は誰の問題でしょうか。
例①
友達が失恋をして泣いていて、どうしたらいいか分からない。
例②
子どもが勉強をせずにゲームばかりしていて、困っている。
そうです答えは
例①
友達が失恋をして泣いていて、どうしたらいいか分からない。
→相手の問題
例②
子どもが勉強をせずにゲームばかりしていて、困っている。
→自分の問題
です。特に例②は要注意です。ゲームばかりする相手が問題なのではなく、それを心配する「自分の問題」です。この点に気付くことができれば、少し問題を違った角度から見ることができます。ここが人間関係をクリアに考えるための第一ポイントであり、最も大切なところです。
まずはだれの問題かを考える
問題は自分の問題なのか、相手の問題なのかを見極める必要があります。そして、相手と自分、どちらの問題なのかによって対応が変わります。では問題が相手にある場合と問題が自分にある場合とではどのように対処すればよいのでしょうか。この点についてまた明日考えていきましょう。
今回のまとめ
「目の前の問題は2つに分けて考えるべし」をお届けしました。まとめると
問題はまず誰の問題かを考える
では、分けた問題をどう解決すればいいのか。明日考えてみましょう。明日の内容は「問題をクリアにするたった2つの考え方」。18時に更新予定です。
1日目:人間関係を悪くするものとは?
2日目:目の前の問題は2つに分けて考えるべし
3日目:問題をクリアにするたった2つの考え方(←次回)
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